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Sunday, January 04, 2009

でっかく考えて、でっかく儲けろ

ドナルド・トランプ&ビル・ザンカー:「大富豪トランプのでっかく考えて、でっかく儲けろ」へのリンク タイトルを見て、敬遠してしまう人もいるかもしれませんが、必ずしも「儲ける」ことばかりを取り上げた本ではないです。原書のタイトルは「Think Big and Kick Ass」なので、「でっかく考えて、とことんやれ」の方が本書の意図に近いです。

とはいえ、超やり手の不動産王 ドナルド・トランプ氏の本だけに、「借りは10倍にして返せ」など、ちょっと言いすぎではないか??という項目もあります。しかし、全体的には元気をもらえる内容でした。全編を通して、「大きく考えろ!目標に向かって、情熱を持ち続けろ!決してあきらめず、完膚なきまでにとことんやれ!」というメッセージに満ちています。

先日読んだ「戦わない経営」が母性的なビジネス論だとすると、本書はまさに父性的要素に満ちています。先日の日記でも書いたように、これからの時代は「戦わない経営」が主流になっていくと個人的には考えています。しかし、父性的な厳しさが必要な局面というのも、やはりあると思いますので、たまにはこのような本を読んで喝をいれてもらうのもよいものですね。

本書は、「いけいけどんどん」に偏りすぎているきらいはありますが、結局のところバランスの問題で、母性的な側面と父性的な側面の両方が必要なのだと思います。トランプ氏はかなりの自信家ですが、かつて破産の瀬戸際まで追い詰められて、復活した過去をもつためか、以下のように慢心を戒めているのも良い点です。

 わたしは正直かつ誠実な人物を雇うようにしている。わたしは誠実さに重きを置く。わたしは腹蔵のない人物を、正直で素朴な人物を好み、自分の能力や値打ちを過大評価する人物を避ける。自信を持つのは良いことだが、うぬぼれはそのかぎりではない。
 わたしは慢心していないし、慢心した人間とは無縁でいたい。慢心した人間に迎合する暇などない。あなたが心して探すべきなのは、勤勉で、誠実で、学習意欲が高く、挑戦を歓迎する人物だ。


以下は個人的なメモです。

「努力すればするほど、わたしの運は上向くんだ」(p.131)

幸運はそう何度もめぐってくるものではない。だから、めぐってきたときには、どれほどきつくても努力を惜しまず、幸運を一〇〇パーセント利用する必要がある。運が味方してくれているあいだは、遠慮や躊躇などいらない。あなたは人生最大の成功をめざして行動を起こすのだ。"でっかく考えろ"とは、まさにこのときのための言葉である。(p.138)

でっかく考える人々は、目前の状況からポジティブな結論を導き出す。あなたも状況からポジティブな結論を導き出す習慣をつけなければならない。一日の始まりには、こう自分に言い聞かせよう。
「今日はすばらしい日だ。わたしは世界で最も偉大な国に住んでいる。わたしにはすばらしい仕事がある。生きることはすばらしい。今日も成功のチャンスに数多くめぐり会えるはずだ」(p.300)

でっかい難題にぶつかったときは、物事が現在どうなっているかではなく、物事が将来どうなりうるかに焦点を当てるといい。(p.319)

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