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November 2008

Saturday, November 29, 2008

舟和の芋ようかん

包み今日は、浅草 千束の酉の市に行ってきました。鷲神社の周辺と境内は人が多くて動くのも大変でしたが、とりあえずちゃんとお参りできたので良かったです。

境内には、舟和の出店があって、和菓子を販売していました。私は舟和のことは知らなかったのですが、奥さんに勧められて「芋ようかん・あんこ玉の詰め合わせ」を買ってみました。値段も630円とお手頃だったので、気軽に買うことができます。

詰め合わせ

家に帰ってお茶を飲みながら食べてみましたが・・・、想像以上に美味しかったです。

芋ようかん 芋ようかんは、いわゆる羊かんではなく「さつまいも」そのものでした。羊かんというよりも、焼き芋やスイートポテトを食べている感覚です。甘さもほどよくて、また食べたくなる味ですね。

あんこ玉の方は、色が綺麗で見ていても楽しいですが、味も「苺」や「珈琲」など、変わっていて面白いです(下記の写真参照)。甘いもの好きの私にとって、オレンジ色の「杏」はすっぱくてびっくりしましたが、それ以外は甘くて楽しめました。

あんこ玉説明

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Tuesday, November 25, 2008

BPELでシステム開発

Nikkei_sys_200812 日経SYSTEMSの最新号(2008年12月号)にBPELを使用したシステム開発事例が載っていました。

「事例に見る問題解決の軌跡:『BPELで業務アプリを開発 スキル底上げや性能向上に腐心』」(p.76)

UFJISさんが社内・グループ会社に展開するシステム開発でBPELを採用した事例です。記事を読む限りでは、BPMのためにBPELを使ったわけではなく、システム開発の手法としてBPELベースのモデリングと実装を取り入れたようです。それでも、最終的に画面数120の受発注アプリを開発したとのことですので、BPELを本格的に使用した先進事例として貴重な内容だと思います。

BPELの実行エンジンとモデリングツールは「Oracle BPEL Process Manager」と「JDeveloper」を使用したそうです。この記事を読んで参考になったのは、以下の3点です。

1.BPELを使用したプロジェクトの進め方について

初めから120画面のアプリを開発したわけではなく、約2年間の期間をかけて、開発基盤の整備、小規模アプリの開発、中規模アプリの開発という流れでプロジェクトを進めていったそうです。それぞれのフェーズにおいて、解決しなければいけない課題がいくつか見えてきたとのことですので、やはり大規模なシステム開発にいきなりBPMやBPELの手法を持ち込むのは非常にリスクが高いと思いました。

→ これまで慣れてきた開発手法や考え方を新しいやり方に置き換えていく必要があります。やはり、BPMのシステム開発では、スモールスタートから始めて、少しずつ開発のノウハウを蓄積していくことが望ましいと考えられます。

2.設計・モデリングのパターン化について

今回のシステムでは、画面をJSF、業務ロジックをWebサービスで実装したそうです。画面とロジックの連携部分も含め、確かにこのあたりの方式検討もしっかり行っておく必要があると思います。
また、BPELのモデリングを当初は開発者にすべて任せてしまったために、品質や性能のバラツキが発生してしまったとのことです。この問題に対しては、設計のベストプラクティスやBPELのサンプルソースを共有することで、対策を行ったということです。

→ 一般的なBPMプロジェクトでも、最終的にはBPMNをBPELに変換することになります。システムに落とし込むための最適なモデリング手法をパターン化して、開発者間で共有する必要があると思います。

3.BPELファイルの分割について

あるアプリに含まれるアクティビティ数が10万を超えていたため、BPMツールの制約により動かなかったそうです。この問題については、BPELソースを分割することで対応したそうです。

→ 使用するBPMツールの制約やメンテナンス性を考えた上で、適切なファイルの分割単位を検討しておく必要がありそうです。

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Sunday, November 23, 2008

ジャン ポール エヴァン のガトー

ジャン ポール エヴァン 今日は六本木ヒルズに行ってきました。66ダイニングでランチ(オムライス)を食べ、ショップを見て周りました。

その後、毛利庭園でクレープを食べてから、ミッドタウンに向かいました。ミッドタウンの方が、お店の数が多くて建物も新しいためか、ヒルズに比べるとずっと人が多かったです。

帰り際に、「ジャン=ポール・エヴァン」でケーキを買うことにしました。お店の前は、イートインとテイクアウトに分かれて、すでに何組か並んでいます。列に並んで順番を待ち、10分ほどしてお店の中に入ることができました。

箱今回は「マルキーズ」と「ドゥジャ」を買ってみました。中のチョコもスポンジもしっとりしていて、チョコ好きにはたまらない味ですね。食べ比べてみると、個人的には「マルキーズ」の方が、より甘さが効いていて好みでした。「ドゥジャ」の方もリキュール?の酸味が効いていて、深い味わいです。

マルキーズ

ドゥジャ

Jean paul hevin 手提げ袋 ケーキの周りがチョコでコーティングされているのですが、このチョコが全然固くなく「とろっ」としているのも驚きでした。ジャン ポール エヴァンは、高級チョコのお店として有名だと思うのですが、ケーキも非常に美味しかったです。一個577円(税込)と、値段もそんなに高くないので、この味でしたら並んででも買う価値ありだなーと思いました。

今回は、マカロン(「キャラメル」と「ミエル」)も買ってみたので、こちらも後でゆっくり食べてみます。

マカロン

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Saturday, November 22, 2008

戦わない経営

浜口隆則:「戦わない経営」へのリンク 先日読んだ「心の翼の見つけ方」が心に響く内容でしたので、同じ著者のこちらの本も読んでみました。見開き毎に各テーマの内容が簡潔にまとめられているので、すぐ読めてしまいますが内容は深いです。

この本は、頭で考える本というよりは、心で感じるための本という気がしました。

後半では、実際に手を動かして自社のポジショニングを考えるワークがでてきますが、それ以外の部分は頭で理解するのではなく、心で理解するといった表現がぴったりくる内容です。

著者が経営者としての経験から掴んだ「ビジネスを行う上で重要なこと」が短い言葉でまとめられています。少し前の時代であれば、単なる理想論としてしか受け入れられなかった内容かもしれません。しかし、私個人としては、これからの時代は本書に書かれているような「戦わない経営」が主流になっていくのではないかと思っています。過去の様々な制度の綻びが見えてきたり、様々な不正が隠し切れなくなってきている現状は、その前兆ではないかとも思います。

私が現在勤めている会社では、比較的この本の理念を実践できているように思います。しかし、これから事業をさらに拡大させていく中で、競争のみにフォーカスしてしまい、その良さを失ってしまう可能性も考えられます。「争う」のではなく「いかに周囲の人々をハッピーにしていくか」という視点から、仕事に取り組んでいきたいものだと思いました。

本書では、以下のような言葉がいくつも紹介されていて、ハッとした気づきを与えてくれます。

  • 経営は関わるすべての人を幸せにする仕組み
  • お客さんは大切な親友
  • 関わる人はすべてパートナー

お気に入り度:★★★★

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Friday, November 21, 2008

ANA 2009年版 手帳・カレンダー到着

ANAカレンダー 「ANA JCB ワイドゴールドカード」の特典として、2009年版 手帳&カレンダーが届きました。

ANAカレンダー中身 カレンダーのデザインですが、世界各地の写真が大きく掲載されています。月によっては地味な写真もありますが、全体的には良さ気な雰囲気です。日付の部分にいろいろ書き込める空白があるのもよいですね。

手帳の方ですが、表紙が結構しっかりした作りで、高級感があって良かったです。中身のスケジュールとメモ帳はシンプルですが、カバンに入れて気軽に持ち歩くのによさそうです。

ANA手帳

ANA手帳中身

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Sunday, November 09, 2008

「心の翼」の見つけ方

Kokoro_tsubasa_2 読後感のさわやかな本でした。内容自体は、自己啓発書や東洋哲学系の本にすでに書かれていることだとは思います。しかし、様々な「思い込み」が知らないうちに私たちの幸せや可能性を制限していることにあらためて気づかせてくれます。

本書の特徴は、心理学者や宗教家やセラピストではなく、現役の事業家が心の問題を語っているところにあると思います。著者も若い頃はいろいろと悩むこともあったようですが、その中で周りの人々を幸せにする経営のあり方を発見していったようです。本書では、私たちの「思い込み」を捨てるための8つの習慣が語られています。

  1. 「自分にはできない」という思い込みを捨てる
  2. 「失敗しちゃいけない」という思い込みを捨てる
  3. 「仕事は嫌なこと」という思い込みを捨てる
  4. 「運はコントロールできない」という思い込みを捨てる
  5. 「お金は汚いもの」という思い込みを捨てる
  6. 「自分らしさは悪いこと」という思い込みを捨てる
  7. 「成功しないと幸せになれない」という思い込みを捨てる
  8. 「自分は一人で生きている」という思い込みを捨てる

文体や書いてある内容がとてもわかりやすく読みやすいので、一気に読めてしまいます。最後の章で語られているように、人間の成長と成功の度合いを測る尺度は、「どれだけ感謝の心を持ち続けられるか」と、「どれだけ周囲の出来事を自分の責任として捉えられるか」というところにあるのかもしれません。

私たちをしばる思い込みというのは、子供時代に形成されることが多いと思います。本書の考え方に子供のうちから出会うことができたら、より前向きなより自分らしい人生を作り出していく手助けになるのではないでしょうか。

私も自分の心と時々対話して、不要な思い込みを取り去っていくようにしたいものです。そして、子供たちの世代の見本となるような生き方をしていきたいものだと思います。

お気に入り度:★★★★

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Saturday, November 08, 2008

フランス旅行(ロワール古城編)

田園風景 リヨンから、バスで6時間ほどかけてロワール地方に向かいました。車窓からは、のどかな田園風景が続いています。今回のツアーでは、ロワールの古城を3箇所まわることになっています。

始めに到着したのは「シャンボール城」です。広大な敷地の中にお城が建っていて、門をくぐってからお城にたどり着くまで5分ぐらいかかりました。

Chambord01

壮大で豪華な造りは、これぞヨーロッパ!といった感じです。

シャンボール城を見た後は、「シュノンソー城」に移動します。

Chenonceaux04

こちらは、綺麗な庭園が印象的でした。シュノンソー城では、お城の中を見学したり、庭園を散歩したりしました。お城から駐車場までは、結構長い距離を歩きます。。

Chenonceaux02 Chenonceaux03

そして、最後に向かったのは「アンボワーズ城」です。時間的な制約もあり、アンボワーズ城は、川の向かい側から見学したのみです。

Amboise

翌日は、ついにモンサンミッシェルに向かいます。

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Monday, November 03, 2008

ガラクタ捨てれば自分が見える

カレン・キングストン:「ガラクタ捨てれば自分が見える」へのリンク イギリスの風水師の方が書いた本です。風水とはいっても、「この方角にこの色のインテリアを置いた方が良い」という話はでてきません。内容は、「ガラクタを捨てること。部屋の中を整理すること。」に特化しています。

「ガラクタ」とは「ゴミ」だけを意味するのではなく、「今はもう使わなかったり、気に入らないのになかなか捨てられないもの」や「いつか整理しようと思ってそのままになっているもの」などが含まれます。このような「ガラクタ」は、無意識のうちに私たちのエネルギーレベルを下げて、新たな活動のエネルギーを奪ってしまうそうです。

Amazonの書評でも様々な人が書いていますが、この本を読むと「部屋を片付けなければ!」という気持ちにさせられます。そして、駆り立てられるように部屋の整理を始めると、実際に心がすっきりとしたり、運気がよくなったりと、効果を目に見えて実感できるのが特徴だと思います。

とはいえ、実際に部屋を片付け始めるのには、人によって最適なタイミングというのがあるのかもしれません。私がこの本を買ったのは2年ほど前です。その当時は、この本の始めの辺りを読んで、「部屋を片付けなければ!」と思ったのですが、なぜかあまり片付けが進まず、本も読みかけのままになっていました。

最近、この本が再び目に留まり、最後まで読んでみたのですが、今回は「絶対、部屋を片付けるのだ!」という強い意志が沸いてきて、毎日少しずつ片付けを進めています。引越し以来そのままになっていたダンボール箱の中身や、散らかっていたリビングを片付け始めると、確かに心がすっきりしてきます。そして、部屋が片付いてくると、なぜか新しい目標への意欲が沸いてきたりするのが不思議です。私は片付けを始めてから、来年の目標がすでに3つほど出てきました。

部屋や押入れに溜まっているものを整理することには、風水的なスピリチュアルな意味もあるのかもしれませんが、やはりなんといっても、いらないものを整理することで、自分の中の気持ちや優先順位が整理されることが大きいと思います。いらないものを選り分けて処分することで、今の自分にとって本当に必要なものは何かということが見えてくるのです。そして、要らないものが無くなったその新しい隙間に、未来へのエネルギーが流れ込んでくるのだと思います。

自己啓発系の書籍は、読んでも実践しなければ意味がないとよく言われますが、この本はまさに実践がすべてだといえます。そして、実践すれば確実になんらかの形で効果が現れます。(少なくとも、部屋が綺麗になって、気持ちよくすごせます。

新しい習慣を身につけようと思うと、往々にして三日坊主で終わってしまったりすることがあるかと思います。しかし、余分なものを溜め込まず、身の回りの環境を整理するという習慣はこれからも継続して実践していきたいです。

なんといっても、この本を読んであらためて学んだことは、「環境はその人の心の状態を表す」ということですので。

お気に入り度:★★★★★

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