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Monday, October 13, 2008

カッコ悪く起業した人が成功する

鈴木健介:「カッコ悪く起業した人が成功する」へのリンク この本を読み終わった時、タイトルに込められた深い意味が伝わってきて、真摯な気持ちになりました。

普通、人は誰でもカッコ良くありたいと願うものではないでしょうか。しかし、そのようなカッコ良さや世間体のみが目的となってしまうと、ビジネスの本質から遠ざかってしまう場合があるのだと思います。このような傾向は、ビジネスに関わらず人生の様々な局面にも当てはまりそうです。つまり、こだわりやプライドや慢心が判断力を鈍らせて、本来行うべきことの逆を行ってしまうということが多々あるのではないかということです。

ビジネスの目的は「儲ける」ことであり、趣味やギャンブルではないので、周到な準備に基づいた勝算ある行動が必要だと思います。しかし、実際には様々な思い込みやこだわりに基づいて判断してしまうことが多いと思うのです。先日読んだ「黒字のための「5×6」の法則」では、企業の成長のステージに合わせて「やってはいけないこと」と「やるべきこと」が述べられていました。本書では、ビジネスオーナー寄りの視点から「やってはいけないこと」と「やるべきこと」が述べられているようです。

例えば「やってはいけないこと」として、「好きなことや得意な分野にこだわる」と書かれていて、一瞬あれっ?と思ったりします。しかし、その後に「やるべきこと」として、「客がいる仕事」「社会から求められている仕事、不足している仕事」などが挙げられています。どんなに好きなことであっても、ビジネスとして成り立たなければ意味が無いというあたりは、経験者ならではの考え方だと思います。その他にも、一般的な考え方とは逆のような項目がいくつかあり、本当に「儲ける」とはどういうことなのかを考えさせられました。

各章末では、著者が起業してビジネスを拡大させ、成功を享受し、様々な問題に遭遇して、倒産・破産を経験していく過程がエッセイで赤裸々に語られています。このあたりは、著者の経験を追体験しながら、ビジネスの面白さと怖さを同時に味わうことができるようになっています。

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Comments

こんにちは
又また拙著をご覧くださり、的確な書評をいただきありがとうございます
先週末は九州で開催されていた「創業塾」へ行っていました
小生は最終日を担当したのですが「夢を与えて挑戦する」流れに逆らって「現実の勝ち残り方」を講義しましたので、受講者にショックを与えてしまったと反省しながら帰ってきました
まだまだ景気は悪化していくでしょう
ビリオネアさんや関係する会社が影響を受けることなく勝ち残っていくことを願っています
健康に留意してお過ごしください

Posted by: 健介 | Monday, October 20, 2008 01:28 PM

鈴木様

コメントありがとうございました。出張お疲れ様でございます。

おっしゃるように、なかなか大変な時代になりつつあるようですね。このような時こそ、真の力を蓄える時期と考えて、前向きに創意工夫を続けていきたいと思います。

本作でも、大変勉強させていただきましたが、近いうちに、新作の「経営者は危なくなるほどよく笑う」も読ませていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。

Posted by: ビリオネア | Monday, October 20, 2008 09:53 PM

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