3年で富裕層になる!
Amazonの書評では、賛否両論あるようです。人によって好き嫌いの分かれる本かもしれませんね。随所にFXの例が出てきたりするので、確かに誤解を招きやすいところもあります。何はともあれ、ビリオネアを標榜する私としては、この本を見過ごすわけにはいかないので読んでみました。まあ「3年で富裕層になる!」を読んでいる時点で、今は富裕層でないわけですが。。。
筆者が編み出した、富裕層になる「3年プラン」は以下のようになります。
1年目「資金を貯める」
2年目「レバレッジをかける」
3年目「基礎固めをする」
それでは、どのように資金を貯めて、どのようにレバレッジをかけるのか、という点ですが、この本に勝利の方程式が述べられているわけではありません。いくつかの事例やアイデアは述べられていますので、それらを参考に自分にあった方法を見つけるのが良いのでしょう。そういった意味では、この本を読んだからといって富裕層になれるわけではもちろんないです。しかし、以下の2つの点において、この本を読んで良かったと思います。
1.富裕層のメンタリティーが述べられている
「偏見を持たない」「旺盛な知的好奇心と探究心」「ポジティブな人生観」など、リッチな人間のメンタリティーについて触れてくれている点は、読んでいても気持ち良いです。このようなメンタリティを持っていたから富裕層になったのか、富裕層になったからこのようなメンタリティになったのかは、ニワトリと卵の話になってしまいそうですが、少なくともこのようなメンタリティーを意識していくことが、富裕層に近づくために役立つと思います。
2.様々な富裕層の経歴や行動パターンが紹介されている
お金持ちが実際にはどのようなものなのか、どのようにお金持ちになったのかを知らなければ、自分がお金持ちになることをイメージすることは難しいです。資金を増やすための手段が何であったにせよ、自分の得意な分野で時代のトレンドに乗ることによって、実際に富裕層となることが可能なのだという認識を、様々な事例から得ることができます。
本書の終りで筆者は「日本はアジアのモナコを目指せ」という提言をしています。この点については、私も賛成です。日本には素晴らしい文化や自然があり、素晴らしい人々が住んでいます。今は、少々元気をなくしている感もありますが、日本ならではの強みを活かすことによって、今後もさらに豊かに発展していくことが可能だと思うのです。
「豊かな生活」カテゴリの記事
- 成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内(2009.01.18)
- バビロンの大富豪(2008.10.18)
- 3年で富裕層になる!(2008.08.13)
- 成功本50冊「勝ち抜け」案内(2008.07.27)
- 富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか(2008.04.03)
The comments to this entry are closed.
Comments