レバレッジ人脈術
タイトルを見ると、人脈で得するためのノウハウ本に思えてしまいますが、そうではありませんでした。人脈は確かに重要な資産ですが、この本では「人脈は利用するものではなく育てるもの」というスタンスに立っています。
自分の価値観に合った仲間を見つけ、つながりを持ち、ともに高め合うことが、「レバレッジ人脈術」の大きな目的なのです。
人脈を通して自分も相手も共に成長し、その相乗効果で生活をより豊かにすることが目的の本です。人脈を構築し、育くむためのノウハウが公開されています。
そのようなノウハウは参考になりますし、これから少しづつでも実践していきたいものです。しかし、この本を読んで何といっても良かったのは、以下のような考え方に出会えたことです。これまで、人脈というものをあまり重視してこなかった私にとって、結構ハッとさせられる内容でした。
- 重要なのは、「いかに相手を利用するか」ではなく、「いかに相手に貢献(コントリビューション)するか」である。
- 「誰を知っているか」ではなく「誰に知られているか」が重要。人から頼りにされるぐらいが丁度よい。
「コミュニケーション論」カテゴリの記事
- コンサルタントの「質問力」(2008.08.12)
- アライアンス仕事術(2008.07.13)
- 3分間コーチ(2008.05.15)
- レバレッジ人脈術(2008.05.10)
The comments to this entry are closed.
Comments