« お花見 隅田公園 | Main | 富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか »

Tuesday, April 01, 2008

細谷功さん 講演会

Jiatama 勤務している会社の関係で、細谷功さんの講演会に参加してきました。
細谷功さんはザカティーコンサルティングのディレクターの方です。最近では著書「地頭力を鍛える」がベストセラーになっています。講演のサブタイトルは「Web2.0時代を生き抜く問題解決能力」だったような気がしますが、正確には覚えていません。。(すみません・・・)

私は「地頭力を鍛える」はまだ読んだことがなく、本屋でざっと中身を見たレベルでした。しかし、今回の講演ではパワーポイントを使って本のエッセンスを1時間に渡って説明していただきました。本をまだ読んでいない私も、「地頭力」とは何なのかを理解することができました。

細谷さんは現役のコンサルタントの方だけあって、話の構成も分かりやすかったですし、適度な演習やクイズが織り交ぜられていて飽きずに楽しめました。細谷さん、今日はありがとうございました(この記事は見ていないと思いますが・・・)。

最近、「知的生産性を高めること」がマイブームの私は、非常に興味深く話に聞き入りました。
まず、「頭の良さ」を3つの軸(知識力、対人感性力、地頭力)から分析した説明はとても納得感がありました。次に、情報をインプットし・付加価値をつけ・アウトプットするという一連の知的生産作業の話に移りました。そして、Web2.0時代にあふれる情報の中で思考停止に陥いるのではなく、付加価値をつけて情報を発信していくためには地頭力を鍛えることが必要なのだという展開となりました。

演習では電柱もしくは美容院に関する設問を通じて、「フェルミ推定」のプロセスと有効性を確認することができました。また、「地頭力」を鍛える上で必要な以下の3つの要素について説明していただきました。

  • 「結論」から考える ・・・仮説思考
  • 「全体」から考える ・・・フレームワーク
  • 「単純」に考える ・・・抽象化(モデル化)

一番印象に残ったのは、「思考力を鍛えるトレーニングを続けていると、確実に見える世界が変わってきます」とおっしゃられた言葉です。私も、その境地を目指して精進していきたいものです。また全般を通して、「地頭力は生まれつきの頭の良さではなく、トレーニングによって鍛えることができるのです!」という熱いメッセージが伝わってきたのが良かったです。

|

« お花見 隅田公園 | Main | 富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

知的生産術」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 細谷功さん 講演会:

« お花見 隅田公園 | Main | 富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか »